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皆さんこんにちは。アメリカ在住のショコラです。日系航空会社１３年、外資系航空会社で３年、現在はビジネスジェットで３年目の現役客室乗務員として働いております。
私からはアメリカでの『食と職』についてお伝えしております。

前回迄は、アメリカでの食と職についてお話させて頂きました。今回は食について少し視野広げて健康をキープする為のお話をさせて頂きたいと思います。

フライトで使うオーダークッキー

ご存知の方も多いと思いますが、アメリカは医療保険の掛け金並びに治療費がかなり高いで事で有名です。日本のように国民健康保険がありません。公的医療保険対象者は、高齢者・障害者・低所得者だったりしますので、ほとんどの人は任意で民間の保険に加入します。働いている会社によって登録されている保険会社が違いますので、それぞれの保険会社ネットワーク内外で診察料が変わります。入っている保険によりけりではありますが掛け金が高いと、治療費が安くなるパターンで、初診料が$200の人（安い掛け金）もいれば＄10（高い掛け金）の人もいる、救急車は都市にもよりますが10万円近く、ヘリコプターがでると80万円程かかるそうです。

私の失敗では、保険がきくと言うナース（実際保険は担当外：病院の保険担当じゃないと本当にきくかは分かりません）の言葉を信じ細胞検査をしてしまい、8000ドルの請求がきている事です。これは、現在進行形で戦っているのでどうなるのか不安でなりません。優良企業の会社が加入している健康保険でも、こういう事になってしますのです。

以前交通事故に巻き込まれた南カリフォルニア時代の同僚が自分の保険だと$1000取られるから意地でも乗らなかった。という話を聞いたこともあります。一度保険で失敗した今は、正しい判断だったね。と心の底から彼女にお伝えできます。

加えて、診察料、処方箋、お薬代それぞれが莫大な金額となる為、アメリカ人はあまり病院に行きません。まずは自分でドラッグストアに行き、自分で治癒しようとします。　
その為アメリカのドラッグストアやスーパーでは、日本では処方箋が必要なお薬も普通に陳列されて販売されております。

フライトで使うデコレーション

自分の健康は自己管理次第。というイメージでしょうか。ですので健康管理の一環で沢山のサプリメントも簡単に手に入れることができます。　

皆様もアメリカでお買い物する際にサプリメントを購入される事があるのではないでしょうか？　でもそこで一つ知っておいて頂きたいのが、そのサプリメントが植物性由来なのか、動物由来なのか、天然素材でできたカプセルなのか、きちんと見分けてからご購入して頂きたいという点です。まず、カプセルのゼラチン部分。安いものは不純物が含まれていたりするそうです。沢山作るために、添加物満載の餌を与え、質より量で作成されサプリメントへと変化する事実が特集されて以降、最近はサプリメントに頼りすぎず、ビタミン類はきちんとしたお食事から摂取した方がよっぽど健康に良い。という声の方が多くあがる様になりました。　特にビタミンCはフルーツから、ビタミンDは日光浴からetc.etc.そんな内容を目にすることが多い毎日です。

健康に良いと思って摂取しているサプリメントが実は有害物質を沢山とっていた！なんて事にならない様に、皆様もサプリメント購入前には是非、凝固剤、不純物含有量のチェックもしてみてください。

同僚の定年退職パーティーを催しました。飾り付けは、やはり私達を頼ってくれます。

その他の最近の流行りでは食べ物だけではなく、体に使うもの（メイクアイテム、ボディーケア、ヘアケア、オーラルケアなど）のチェックも流行っております。

私がよく利用するのは、Environmental Working GroupのCosme Data Baseです。こちらのウェブサイトに行くと、自分の使っているアイテムの詳細を確認する事ができます。癌になりやすい物質含有量ですとか、アレルゲンなどなどが確認できます。　私は家にあった何種類かの日焼け止めを見て、二度と使わないと思うものが出てきました。

使っているヘアケアアイテムも、オーガニックが売りなのにアイテムによってはLimitedでのオススメだったり、気になっていたアイテムが動物実験していたり…

このEWGの情報とヘルスケアコーチの情報より、最近サプリメントと同時にケア用品の見直しをしたところです。

私が好きなサンタバーバラ産のウニを満喫できる日系レストラン、ウニクラブの御膳

ビジネスジェットの機内アメニティーは乗務員が用意しますので、こういったデータを元になるべく安全で体に良い物を提供する様努めております。　
皆様もご自分の健康の為、夏バテ防止の為、是非お持ちのアイテムの見直しをされてはいかがでしょうか？

今回で私のリレーコラムは一旦終了となりますが、また機会があれば皆様に情報をお届けできればと思っております。
どうぞお元気で楽しい夏をお過ごしください。