Vol.1 はじめまして2024/05/02

はじめまして。アジア系エアラインで1年、その後、現在のヨーロッパ系エアラインで20年以上乗務しております、Naokoです。ベース地はフランスのパリです。

今日は私の会社がどんな会社なのか、お話させていただきます。


私たち日本人乗務員は日本人のお客様のために主に日本便(羽田、成田、関西)に乗務します。だいたい1機に2~3人の日本人乗務員が乗っています。月のフライトできる時間に制限があるので、1ヶ月に2本半の日本便がMAXとなりますから(ロシア上空を飛行できないので、フライト時間が以前よりかなり長くなってる為)Maxでフライトできる時間を調整する為に、日本便以外の就航地にフライトする事もあります。主にアメリカ東海岸、カナダ、インドなどが、日本人乗務員がアサインされることが多いディスティネーションです。また、年に4回、自分が飛びたい就航地をリクエストする事ができるので、この行き先選びは慎重になります。私が去年選んだのは、南米ペルーのリマ、バンコク、ロサンゼルス、ホーチミンでした。

こちらの体験記はまた追ってお話させていただきます。


先程話したとおり、1ヶ月の中でフライトに出るのは3回程度の為、残りは必然とオフになります。私の場合、10日以上の長いオフがあると、日本に帰って日本で休暇を過ごすことが多いのですが、それ以外はパリやヨーロッパを旅行したりしてます。パリでの過ごし方もまた追ってお話しますね。


ここからはフライトについてですが、日本便はフランス人からもとても人気のある便なので、フランス人クルーはこのフライトをリクエストしてくる人たちが殆どです。(ここ最近のフランスでの日本ブームは凄くて、機内のお客様のほとんどがフランス人またはヨーロッパ人の方々です)日本に行きたいとリクエストするクルーなので、日本が大好きなクルーと働くこともよくあり、日本の文化を私より知ってるクルーもいたりして、改めて日本を勉強しなくてはいけないと思わされる時もあります。私はフランスに来てから、本当に日本の素晴らしさに改めて気付き、日本を誇らしく思うことができました。昔はお味噌汁を提供する時に、いらないいらない!と変な顔をしていたヨーロッパ人のお客様がほとんどでしたが、最近ではお客様の方からお味噌汁を下さいと頼まれることも頻繁にあります。日本のものを好きになってもらう事、興味を持ってもらう事は嬉しいことですね。

また最近では日本発のフライトが北回りのため、オーロラを見ることができます。長いフライト時間になり、体力的に大変疲れますが、綺麗なオーロラを見れた時は悪い事ばかりじゃないと思わせてくれる瞬間でもあります。