Vol.6 私の婚活サロン ある日の出来事


みなさんこんにちは!

先日、私の運営する婚活サロンに、50代男性から入会問い合わせの電話がかかってきました。一通り過去の恋愛やら結婚に対する思い、婚活状況について思いををぶちまけた後

「ぜひ、CAさんと結婚したくて。宮下さんのお知り合いで紹介してもらえませんか?」と。



私、茶吹き出しました(笑)
あ、この人、それが言いたかったのね。

私「ど、どうしてCAがいいんですか?」
男性「だって、CAさんって気が利くし、優しいし、お洒落だし。」
私「・・・・(白目)。あ、だったら気が利いて、優しくて、お洒落ならCAじゃなくてもいいですか?」
男性「あ、まぁ、いいですけど。秘書とかいいですね。まぁ、できればCAがいいんですけど」
私「職業で選ばれても、女性は結婚によってライフスタイルも変わりますし、退職したり、転職する方もいると思いますが、そういうことについてはいかがですか?」
男性「あ、それなら元CA、元秘書でもいいです」
私「・・・(白目)。」

私は今何を話しているんだっけ?何を聞かされているの?
いやいや?、ちょっと・・・うーん、なんて言うか・・・難しい・・・かな。

50代でどうしてもCAや元CAと結婚したいというこの男性。もちろん、気持ちはわからなくもないです。女性だって医者と結婚したいとか、商社マンがいいとかあるじゃないですか?分かる、分かるよ! 
女性はお相手の年収や仕事のスタイルなどが自分や子供の生活に直接影響することが多いんだもの。だから、相手の仕事などにこだわるのも理解できるし、その女性だって、男性が働きやすいように家庭ではきちんと役割を果たせるよう、料理を習ったり身なりを綺麗に保ったり努力してますよ。会員さんにはそういうことも含めて理想に近い人と結婚してほしいと思うし、そのためのサポートもします。

でも、この男性はどうなの!?

私「おっしゃる通りCAさんは気が利くし、お洒落な方も多く、おモテになるので、こちらが希望しても選んでいただけるかどうかも大事になってきますが、そういう方に選ばれるために、何か努力されていますか?」
男性「あー、婚活頑張っているんですけどね。ジムには行っています」

そ、そうじゃなくて( ̄▽ ̄;)
CAと結婚したいから紹介してくれと、結婚相談所に電話することを婚活とは呼ばないんじゃないか?その情熱をぜひ自分磨きに向けてほしい。その先にきっといい出会いがある・・・はず。たぶん。。。

実は、この男性、私の他にもCAが運営している結婚相談所に電話をかけまくって、紹介してくれる人を探している、というのを他の相談所の方から聞きました。

そういうところだぞ。私が言いたいのは(笑)

CAと結婚したい気持ちも分かるけど、本当にCAと結婚したら幸せになれるのか?結婚生活にCAという肩書が本当に必要なのか?もう一度考えてみてほしい。そして、いい人との出会いを遠ざけているのは自分自身だとぜひ気づいてほしい。
彼にいいご縁があることを願いつつ・・・。

では、また!

結婚相談所Oriental Mariage(オリエンタル マリアージュ) 仲人・結婚コンサルタント。
元ANA・CA。結婚相談所でお見合い結婚した夫とは結婚16周年を迎える。
思春期の中2の娘、生まれた時から反抗期の小5の息子と4人家族。