欠点隠しのマストアイテム・コンシーラー編

皆さん、こんにちは~!!メイクアップアーティストのSACHIEです。まだ寒い日が続いていますが、日中は春らしさも時折感じられる様になってきましたね。早くポカポカ日和の気持ちいい季節にならないかな~~

さて、今回のテーマは、『色々使えるコンシーラーの使い方』です。皆さん、コンシーラーと言うと目の下のクマを隠すもの、とだけ思っていませんか? あるんです、色々あるんです、使い方が!! 私にとってコンシーラーはマストアイテムで、もしメイクをするのに3つしかアイテムを選べないと言われたら絶対に選ぶほどのアイテムです。では、その使い方をご紹介していきましょう!!


まずは選び方のポイントから
単色よりパレット(3色くらい)を選ぶ
色は肌色にイエローかかった色、オレンジかかった色が入っていて、 
トーンも暗い・中間・明るいものが入っているのがベスト。    
テクスチャーは硬すぎず、柔らかすぎずで
すでに持っているものが硬めなら、リキッドファンデーションを少し混ぜ
てあげればOK。リキッドコンシーラーしかない人は、カバー力がある物
であればOK、なければ買い足してみるのも いいかもしれませんね。

※個人的にオススメなのは ETVOS,  IPSA,  MACのパレット、使いやすいです


次に使い方。まずは目元 ♪
1. 目のクマの色は色でカバー 
目の下の三角ゾーンをただ明るめトーンのコンシーラーで塗りつぶしていませんか?クマには茶クマ、青クマとあります、以前もコラムでお話ししましたが、色には色でカバーして下さい。基本青クマにはオレンジ、茶クマには黄色でカバーと言われていますが、茶クマに関してはオークル・オレンジ系でもカバーできます、ただ色素が濃い茶色のところには黄色を混ぜて使うとより綺麗にカバーできます。

2.目の下の線・窪み ・たるみ は色のトーンでカバー
茶クマや青クマがきれい にカバーできたら、次は目の下の線や窪み、たるみをカバーしていきます。目の下の線やたるみは、疲れて見える・老けてみえる印象になりますので、これをカバーする事によってイキイキとした目元を作る事ができます。では、凹凸や線はどの様にカバーすれば良いのでしょうか。基本、凹には明るいトーン、凸には暗いトーンでカバーすると覚えといてください。目の下のたるみは、たるんで膨らんでいる所には明るいトーンのコンシーラーを使わず、そのたるみの下の凹んだ線から頬にかけて明るいトーンのコンシーラーを使ってぼかし入れるようにカバーして下さい。そうするとたるみの境目が目立たなくなります。目の下の線が目立つ人も、線の部分が窪んでいますので、そこをファンデーションより1?2トーン明るいコンシーラーで埋めてあげた後、その線より下側、頬にかけて境目が目立たない様にぼかしてあげて下さい。色のトーンの境目が目立たない様にぼかし入れてカバーするのがポイントです。


シミには?
薄くて小さなシミはすぐに隠れますが、大きくて濃いシミは隠してもすぐに出てきちゃいますよね。そんなシミには、ファンデーションを顔全体にのせる前に先に黄色のコンシーラーでシミをカバーしてからファンデーション??フェイスパウダーをして下さい。その後再度シミの部分にオークルの肌色と同じ色をのせてカバー、最後にもう一度パウダーをのせるときれいにカバーでき、長持ちします。

ニキビには?
赤みが強くてポコっと出ているニキビには肌と同じトーン、もしくは少し暗めの色を使います。明るいトーンのものを使うと色浮きして余計に突きでて見えるので気をつけて下さい。それでも隠しきれないくらいの赤みのものは、緑のコントロールカラーでカバーしてから更に肌色のコンシーラーでカバーするときれいに隠れますよ。よれや崩れが心配なら、パウダーした後にもう一度コンシーラーで薄めにカバーして再度パウダーをオンしておけば大丈夫。ニキビ跡や毛穴が目立つ所には、毛穴用のベースやコンシーラーをファンデーションの前に使用すれば凸凹が目立たなくなりますよ。




応用編♪
1. のっぺり顔もハーフの様な立体顔に変身
先程も述べましたが、凹には明るいトーン、凸には暗いトーンでカバーします。なので、例えば鼻を高く見せたい時は、明るいトーンのコンシーラーを鼻筋と鼻先に入れて 、小鼻と鼻の両サイドに暗めのトーンを入れると鼻が本来より高く見える、つまりコントゥアリングができるというわけです。他にも額の中央・頬の中央・顎に明るいトーンのコンシーラーをのせると、かなり顔が立体的になりシュッとしますよ。もちろん コントゥアリング用のアイテムを別に用意してももちろんOKですが、コンシーラーパレットにある色でも十分自然なコントゥアリングができます。

2. 好きな口紅の色もきれいに発色
唇の色は人それぞれ、赤みが強い人もいれば、薄い人もいます。そのまま口紅を塗れば、もちろん発色の仕方も変わってきます。口紅本来の色をきれいに発色させたければ、リップバームを塗った後にコンシーラーを指先にとって軽く唇 にのせ、唇の色を一旦ニュートラルにしてから口紅を塗りましょう。

3. 年齢が出る目尻にも!
40代に入ると目尻にも年齢が現れる様になります。そんな時にはファンデーションより1~2トーン明るいコンシーラーで、目尻からこめかみの方向に1~2cmくらい少し斜めに上がる様に線を書き、この線の境目が目立たない様にぼかして下さい。 目尻が自然に上がった様に見え、確実に5-10才若返ります。



いかがでしたか?コンシーラーに関しては、
1. 色には色でカバー
2. 凹には明るいトーン、凸には暗いトーンでカバー
この二点のポイントさえおさえておけば、色々応用が効きます!! コンシーラーは欠点を隠して、良さを引き出してくれる優れもの、今回ご紹介した方法をぜひ活用して見て下さいね!!


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