美探対談『自分らしくイキイキ楽しく生活する秘訣』~後編~

皆さん、こんにちは~!! 初夏を迎えましたが、まるで本格的な夏のような暑い日が続き、日焼け止めが手放せない季節となりましたね~。さて、今回は前回に引き続き、イメージコンサルタントや望診カウセラーでご活躍されてる横山美都子さんとの対談をお送りしたいと思います。後編は望診に関して詳しくお伺いしております。「望診でそんなことまでわかるの?!」とコラムをご覧になられた方はいろいろな体の不思議発見があるかもしれません。今回も参考になることが満載なので、ぜひご覧ください!!

Sachie (以下、S):次に望診カウンセリングに関して詳しくお伺いさせてください。望診カウンセリングは顔や舌、手や目などを見てその人の健康状態をチェックするとのことですが、最近顔にほくろがよくできるのですが、これは何かのサインなのでしょうか?

横山美都子さん(以下、Y):顔にほくろができるということは、肝臓で解毒できなかったものが“ほくろ”というサインで体の状態を教えてくれている、ということです。お顔は内臓の反射区として望診では考えられています。なのでほくろができやすいところとどの臓腑がつながっているかを望診させていただいてます。基本的な排泄機能としてお通じに問題があったり、その他排泄できる毛穴、鼻などにつまりがあるとお顔を通してほくろになり出てくるのですが、サチエさんは頬、口周りにあるので、呼吸器系、消化器系が弱っているのかもしれません。

S:消化器系が弱っているんですね。食べることが好きなので大食いが関係してるいるのかも!でも、体質的にほくろができやすいみたいで、レーザーでとってもまたでてきちゃうんですよ。

Y:一度ほくろとして出ると体も出しやすいので、根本的な原因が解決されてないとまた出てくることがありますね。ただ、ほくろがないからと言って良いわけではないんです。体温が低い方はほくろとしても排出することができないので、それはそれで良くないんです。なので体温も関係しているんですね。サチエさんは体温が高めなので代謝されてほくろとして出てきやすいんだと思います。

S:そうなんですね。人間の体って不思議ですねー。

Y:本当に、不思議です。笑

S:女性は特にお肌、冷え、婦人科系の問題を抱えている方が多いかと思いますが、それぞれこういう症状が出てきたら注意したほうがいいとかありますか?

Y:そうですね。万病の元は、“冷え”と言われます。婦人科系の生理痛、卵巣や子宮の病気などは冷え、または冷えからの滞りで腫瘍ができると考えられてるので、とにかく冷えには気をつけていただきたいですね。自分が冷えているか確認する方法として、ふくらはぎを触った時に冷たいかどうかで判断する方法もあります。私は“氣”も学んでいるのですが、氣の先生曰く、「ふくらはぎまであたたかければ大病しない」と教わっています。もしふくらはぎが冷たいと感じる方は、レッグウォーマーを履いたり、ふくらはぎを毎日さすったり、お風呂で湯船に浸かりながら揉んでみてください。また、私は体を洗うときはタオルやスポンジを使わず手で直接洗っています。お腹の辺りの皮膚がザラザラしている時は消化器系が弱っているサインとみているので、気をつけると数日後には治っているんですね。皮膚は体の不調をいち早く教えてくれるので、是非毎日のバスタイムを利用して体が出すサインを感じてみていただければと思います。

S:私も普段はお肌のために手で体を洗ってます。顔のお肌のチェックはいつもしているのですが、体の方はあまり気にかけておらず...、今日から早速チェックしたいと思います。
▲横山さんにお勧めいただいた書籍『顔診断で不調を治す・防ぐ』渡邉 由(著) ▲『子供の不調は顔でわかる』渡邉 由(著)

S:私は以前、東洋医学が日常的な健康管理や病気治療に利用されている台湾に長く住んでおりましたので、体の不調があるとよく漢方の先生に診てもらっていたのですが、漢方の先生によく言われたのは、女性は子宮を守るためにも夏でも冷たい氷入りのお水は飲まずに常温もしくは白湯を飲むように、などと言われました。横山さんは美容と健康のために普段から心掛けていることはありますか?

Y:私は生理手帳というものを毎日つけて体の状態を観察するようにしています。生理手帳というのは、スケジュール帳に体の状態、心の状態、就寝時間、排便時間や回数、生理期間などを毎日つけるのですが、それを始めてから自分の体の変化が分かりやすくなりましたね。あとは朝に白湯に塩とレモン汁を入れた飲みのものを飲んだり、体を冷やさないように意識していますね。特に夏でも飲み物は氷を抜く、冷たいものは極力摂らない、できるだけ毎日湯船に浸かるようにしています。

S:私も同じく朝には白湯やレモン水、あとは母が鹿児島の人なので温泉水を取り寄せて飲んだりしています。台湾にいた時から氷抜きや暖かい飲みものを飲む習慣がありましたので、今でもそのようにしています。

軟水なので飲みやすく、アルカリ性が高い温泉水。母が美味しいと勧めてくれ、取り寄せて飲んでます。朝・昼・晩しっかり飲んでます。




S:あと、体が作り出せない、食品だけでは摂取できない栄養分に関してはどうしてもサプリに頼ってしまうとは思いますが、横山さんはどうされてますか?

Y: 私もサプリは活用しています。ただサプリも選び方が難しいので一概におすすめはできないのですが、アメリカのものをiHerbで購入しています。

S:確かに!私もアメリカのものをよく買うのですが、たまに自分に合った含有量がわからなくて買うときに迷う時があるのですが、どうされてますか?

Y:それはありますね。成分の濃度は専門の栄養学のお医者さんに相談したり、もしくは自分の体の答えは自分が知っているので、飲んで状態を見ながら調節する感じですかね

S:なるほど。最初は少し低めのものから始めてみて、飲んでみて効果が見られなかったら、次回は少し上げてみるとかですかね。

Y:はい、そうですね。自分人体実験みたいになりますが、自分の体を知ると言う意味で、私はよくやってます。

S:肌のきれいなモデルさんに美肌キープのためにアレルギー検査(乳製品、卵、小麦以外にも野菜や果物まで多品目)をうけて体に合わない食品は避けるようにしていると聞いて、私も検査して今でもアレルギー反応が大きく出た牛乳は避けるようにしています。検査することによって、実際まだ反応が出ていなくても実は体にはアレルギーとなっている予備軍がわかるみたいで、お医者さんにも合わないものを摂取し続けると体調や肌にでるので、なるべく控えるほうが良いと言われました。やはり栄養素は腸より吸収されますから、何を食べるかはとても重要ですものね。横山さんは美容と健康のために食生活(漢方・サプリを含む)で気をつけていることやお勧めのものなどありますか?

Y:私は小麦製品は大好きですが、摂りすぎないように注意しています。以前腹部膨満感が続く時があって、消化に良いうどんすら食べると気持ち悪くなる時があったので、まだ学び始める前に望診の先生にカウセリングしていただいたら小麦が原因の可能性があると言われて、三ヶ月小麦断ちをしたんですよ。そしたら腹部膨満感と気持ち悪さが治って、また小麦も食べれるようになったんです。なので、摂取のしすぎに気をつけるようにしてます。あとは、乳製品もあまり摂らないようにしています。体に良いと言われているヨーグルトも昔は毎日食べてましたが、今は食べなくなりましたね。それから余計な甘いものを欲しなくなるので、お米は毎日必ず食べるようにしてます。あと最近は皆さん美容のために毎日日焼け止めを塗るかと思いますが、日光に当たることが少なくなり、ビタミンDが欠乏状態になりがちになるので、婦人科系に良いとされるビタミンDを摂るようにしてます。

S:最近は世の中が便利になった分、食べ物の選択もたくさんできて、何が体に良いか自分でしっかり調べないと逆に体に悪いものを摂取してたりして…。安心して買えるものはわりと値段もお高めですし、複雑ですよね…。そう思うと望診の知識は本当に役に立ちますね!

S:最後の質問となりますが、私は長年メイクの仕事に携わってきて思うのですが、健康と美容、つまり肌と体と心はつながっていて、それぞれ良いバランスを保ってこそ美しくいられるのだなと思います。以前忙しくストレスのたまる日々に追われていた時期があって、顔や首に原因不明のブツブツが広範囲にできた時があったんです。5件の皮膚科の先生にかかっても原因がわからず、ステロイドを塗っては治ってまたできての繰り返しをしていたのですが、その後長期のお休みをとったら全くできなくなったんですね。その他にも健康と美容のつながりを実感することがあり、最近では、疲れてるな、イライラしているな、と言う時は、とにかく無理をしない、休む時はしっかり休む、自分を甘やかすようにしています。横山さんは、バランスを保つために心がけていること、アドバイスやお薦めの方法など、ございましたらお聞かせください。

Y:蓋をしていくら直そうとしても、根本的な問題を治さないとまた出てきてしまいますので、そこをちゃんと知って治さないと解決にならないですものね。

S:そうですね、体と心は本当につながってると思います。バランスを保つことが大事なんじゃないかと思うんですよね。でも、仕事していく面ではどうしてもバランスを崩してでも頑張る時があるじゃないですか…。そういう時はオンとオフを作らないといけないと思うのですが、そうなるとおうちでリラックスすることが重要になってきますよねー。

Y:バランスといえば、女性は生理があってホルモンバランスもリズムがありますよね。私は生理手帳をつけてるので、生理痛の不安がある時は、それを見越してスケジュールを組むようにしています。女性は毎月のことで慣れっこになっているかと思いますが、生理の期間は体から出血している状態ですので、事前にハードなスケジュールを組まないようにするなど、バランスを保てるように心がけてます。あとは、おっしゃっていた通り自分のリラックス方法を見つけるということでしょうか。結構バスタイムはシャワーだけで済ます方も多い印象がありますが、私は湯船に浸かるのが好きなので、湯船にエプソムソルト(マグネシウムを経皮から吸収できる)やラベンダーやオレンジなどのエッセンシャルオイルを入れて香りを楽しみながら、心と体が解れる時間を作るようにしています。

S:私も!好きな香りの入浴剤を入れて、あとは防水のスピーカーでその時の気分にあった音楽を聴いたりしてます!

Y:私もお風呂に浸かりながら歌ったりしてます!笑

S:わかります!いいですよね!!

Y:それから何か不調が出てきた時には、体からのサインだと受け取るよう心がけるといいかと思います。普段から体の声を聞いていると、病気になる前の未病の状態で対処できますからね。


《Sachieのお勧め》
▲こちらのポプリの香りが大好きでリビングやベッドルーム
において香りを楽しんでます。他にもキャンドルやインセン
スも気分によって変えながら楽しんでいます。
▲友人のハーブ園からいただいたハーブを乾燥させ、お
水に入れたりハーブティーにしたり、お風呂に入れてリ
ラックスタイムを楽しんでいます。


S:どの方も経験があると思いますが、体が疲れている時や心が疲れている時って何かしら体のサインとなって出てきますものね。それを見過ごすのではなくて、そんな時は無理をせずに自分を労ってあげると言うか、甘やかしてあげて、バランスを取り戻してあげるのが、いつまでも健康と美を保てる秘訣かもしれませんね。

Y:そうですね。ぜひ皆さんには普段から自分の体や心の声を聞く習慣と自分だけのトリセツを見つけて、いつまでも健康で輝いていていただきたいですね!!

S:今回は印象アップする方法から美容や健康に関することまで、いろいろ参考になる貴重なお話をいただき本当にありがとうございました!!

外見だけでなく内側から美しく輝きたいあなたへ

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(イメージコンサルタント・顔タイプアドバイザー・ホリスティック望診カウンセラー・栄養解析アドバイザー)
https://www.instagram.com/mitsuko.smile.salon



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