崩れる前に、整える
『 残暑を乗り切る崩れないベースメイク』

今年も厳しい暑さが続いていますが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?
8月も後半に差し掛かりましたが、この暑さ、去年同様に長引くのでしょうかね。
先日、日本を訪れた台湾の友人も、台湾と同じくらい暑いと今年の日本の猛暑に驚いていました。この蒸し暑さ、朝せっかく綺麗に仕上げたメイクも、会社に着く頃にはすでによれ、テカり、崩れて台無しに......。かと思えば、午後は建物内にいても冷房でカサカサに乾燥......。そんな繰り返しに困っている方も多いのではないでしょうか。

特に残暑の時期は要注意です。強い日差しによる皮脂の過剰分泌と汗でメイクが浮きやすくなる一方、屋内では冷房によって肌の水分が奪われ続けます。この相反する負担が同時にかかることで、夏のダメージがどんどん蓄積してしまうのです。
つまり、残暑のベースメイク崩れを防ぐには、「皮脂対策」と「保湿」を両立させることがキーポイントになります。では、早速スキンケアから見ていきましょう。
崩れにくい肌は”内側と外側"から作る


●スキンケアの基本を見直す

夏のスキンケアは、保湿はしっかり行いつつも、油分を重ねすぎないテクスチャー選びが大切です。特にクリームは秋冬用と使い分け、あまり重くなりすぎないものを選ぶと良いと思います。
また、皮脂が気になるゾーンは、角質や毛穴の汚れをとるスペシャルケアを週1~2回程度行うのがおすすめです。乾燥やダメージが気になる部分には、美容液やフェイスマスクで保湿成分(セラミド・ヒアルロン酸など)や、日焼け後のケアに役立つ成分(ビタミンC誘導体・ナイアシンアミドなど)を取り入れると、お肌のバランスを整えやすくなります。
私が夏になると使用するのは、ミラブルのミラブルケアです。

今ではシャワーヘッドで一躍有名になりましたが、こちらはそのスキンケア版のアイテム。普段使っている化粧水を専用容器に入れ、ナノサイズの微細な泡(ウルトラファインバブル)を含んだミストとして噴射するもので、お風呂上がりや自宅で乾燥が気になったときに使用しています。
●「内外美容(シナジー美容)」という考え方
外側からのスキンケアと内側からのケアを掛け合わせる「内外美容(シナジー美容)」という考え方が注目を集めています。化粧水や美容液だけでなく、体の内側を整えることで、外側からのケアの効果をより引き出そうという発想です。以前からお伝えしておりますが、スキンケアは肌にバリアを作ってくれるものですが、肌本来を良くするには内側からのアプローチが大事です。

サプリでは「リポソーム型ビタミンC」も近年人気が高まっています。ビタミンCを脂質の膜で包み「リポソーム化」することにより、一般的なビタミンCよりも吸収効率が大幅に高められると言われています。水なしで飲めるパウダータイプなど手軽に取り入れられる商品もあるので、常にバッグに常備しておくと便利ですよね。

食品でおすすめなのは、断然トマトです。トマトのリコピンには強い抗酸化作用があり、紫外線による肌ダメージを内側からケアする「食べる日焼け止め」として有名ですよね。また、ビタミンCも豊富に含まれており、コラーゲンの生成をサポートしてくれる点も嬉しいポイントです。
最近、台湾の友人からお土産にもらった台湾MUJI(無印良品)のお茶「紅棗枸杞茶」を、インナーケアとしてずっと愛飲しています。

名前の通り、紅棗(なつめ)と枸杞(クコの実)が主な原料です。紅棗は気血を補ってくれると言われていて、漢方では「血色」の良さは血の巡りと深く関係していると考えられており、顔色の明るさやツヤにもつながるそうです。
また、精神を安定させる作用もあるとされ、良質な睡眠をサポートすることで、間接的にお肌のコンディション維持にも役立つと言われています。
枸杞は薬膳では「潤い」を与えてくれる存在として知られていて、乾燥が気になる際に取り入れたい食材のひとつとされています。ルチンなどのポリフェノールやビタミンC、色素成分のゼアキサンチンといった抗酸化成分も含まれているので、栄養学的に見てもエイジングケア食材として注目されています。皆様も台湾に行かれる機会がございましたら、ぜひ試してみてくださいね!
崩れないベースメイクの作り方


●下地選びの新常識
近年の夏は異常気象が続き、汗や皮脂に強い「崩れにくさ」を重視した下地が主流になっています。
冷感タイプのUV下地など、今年は様々な工夫を凝らした商品が多く見られますが、顔全体に同じ下地を塗るのではなく、乾燥が気になる頬まわりと皮脂が気になるTゾーンで下地を使い分ける“部分下地”のテクニックを取り入れると良いでしょう。
私も実際に、頬まわりには保湿成分や日焼け止め成分が入った下地、皮脂が気になる小鼻やTゾーンには皮脂を抑える機能がある下地を使用しています。スティック状のものもあり、そのまま塗るだけなのでかなり便利です。そのほか、髪の生え際あたりの頭皮にはドライシャンプーを少しふきかけて、前髪のうねりを防いだりもしています。
●仕上げの新定番「セッティングミスト」の活用法
最近よく見かけるセッティングミスト。
メイクの仕上げに使うことで、ファンデーションやパウダーの上に薄い膜を作り、皮脂や汗によるヨレを防いでくれるアイテムです。
以前は舞台や撮影で大量に汗をかくシーンのメイク崩れ防止のために使われていましたが、今では保湿や皮脂・テカリのコントロール機能が加わり、一般のメイクの仕上げにも使われるようになりました。

セッティングミスト選びで失敗しないコツは、「フィックス(皮膜形成)成分」(PVP(ポリビニルピロリドン)、アクリレーツ/アクリル酸アルキル、コポリマー、トリメチルシロキシケイ酸など)と「保湿成分」(ヒアルロン酸Na、グリセリン、BG(ブチレングリコール)など)の両方が入った二層タイプを選ぶのがポイント。振って2つの層を混ぜてから使うことで、崩れを防ぐ膜と、うるおいを与える成分を一度に取り入れられます。
日本の化粧品は「配合量の多い順」に成分が並んでいるので買う前にぜひ確認してみてください。
また、もう一つのポイントはミストの細かさ、ミストが粗いと乾燥に時間がかかるほか、メイク崩れの原因にもなりますので、必ずミストの細かいものをチョイスしてみてください。
ドラッグコスメなら、コーセーの「メイク キープ ミスト EX +」が私のおすすめです。

スプレーから出るミストが細かく、均一なメイクをキープする膜をつくり、スプレーした後も肌はサラサラをキープ、潤いを逃さずに皮脂崩れやヨレを防いでくれます。個人的に若干マット感が出るかなという印象です。
手に取りやすい価格帯なので、まずは二層タイプを試してみたいという方にはおすすめです。

デパコスなら、こちらもコーセーのコスメデコルテの「コンフォート デイミスト メイクアップ フィックス」。

スプレーから出るミストがとても細かく、肌あたりがなめらかでメイクの質感を変えずにそのままキープできるところが優秀だなと感じました。香りも上品な香りで仕上げのひと吹きで気分を上げてくれます。
一段上の効果を求める方にはこちらがおすすめです。

使い方は簡単で、メイクの最後に、容器をふって顔から20?30cmほど離してスプレーするだけです。
日中の化粧直し時にも皮脂を軽く押さえた後に活用できますし、保湿成分が多いものでしたらスプレーするだけで乾燥予防にもなります。
ポイント①:どうしても崩したくないという日は下地の後とファンデの後にひと吹き

意外と知られていないのが、下地を塗った後、ファンデーションを乗せる前にセッティングミストをひと吹きするテクニックです。乾いた下地の上に薄い水分膜を作ることで、ファンデーションの密着度がアップして崩れを防いでくれます。
やり方は、下地を塗った後にスプレーし、10?20秒ほど置いてある程度乾かしてからファンデーションを重ねるだけ。スポンジ派の方は、スポンジにひと吹きスプレーしてからおさえるように使うと、密着効果が更にアップしておすすめです。
全体のメイクが終わったら最後に再度スプレーを。この「下地の後」と「仕上げ」の二段構えのひと手間が、崩れ防止と乾燥ジワ防止に役立ちます。

ポイント②:それでも崩れたら?お直しのコツ

崩れてしまったときは、まず皮脂をティッシュやあぶらとり紙で軽く押さえてください。拭き取るようにするとさらにヨレが生じてしまうので、あくまでも抑えるのがポイントです。
マスカラやアイラインなど、オイル成分でないと取れない部分は、綿棒にクリームかコンシーラーを少しつけて拭き取るとよれずに綺麗にとれますよ。
その後、崩れが気になる部分だけをピンポイントでリタッチし、仕上げにセッティングミストをひと吹きすれば、また綺麗なメイクが復活します。

いかがでしたか?残暑を乗り切るベースメイクのポイントは、スキンケア段階での土台作り、崩れにくい下地選び+ミストを使った密着テクニック、崩れてしまった時のお直し習慣、この三つです。
特にセッティングミストはこの夏+1のアイテム間違いなしのアイテムなので、お気に入りを見つけて活用してみてください!


◇メイクや美容に関してご質問、コラムへのご要望、メイクレッスンのご希望など、お気軽にどうぞこちらにご連絡ください。→ecrucorp@gmail.com
△チークはペールピンクを、頬の高い位置、黒目のすぐ下あたりを中心に、ふんわりとぼかすように入れてみてください。まるでお花が咲いたような、ぱっと華やかな表情に仕上がります。 △青みチェリーローズを唇の中央から外側へぼかすように広げ、少し大きめに入れればOK。この色味は肌色を選ぶため難しいところもありますが、青みの少ないラズベリーレッドを選ぶと、イエベの方も比較的取り入れやすくなります。
←ブラウンチークとコーラルチークの入れ方です。頬の中心にはあまり色をのせず、顔の立体感を出すことを重視する感じで入れてみてください。
5.リップ ~ブラウンリップの選び方と質感バリエーション~
この秋のメイクの主役は間違いなくブラウンリップ!淡く軽やかなブラウンから濃くてシックなブラウンまで、色味と質感使いで今年らしさをプラスしてください!!

⇒ライトなブラウン/ヌードトーン
   唇の血色を透かすような軽さで、その他のパーツを主張しすぎずまとめられます。血色が欲しい方はピーチやピンク色を少し重ねてみてください。

⇒中間ブラウン(ミディアムブラウン)
   ちょうど良い濃さで秋の印象を加えたい時はこのブラウン、くすみ印象が気になる方は、コーラル系の色を少し加えてみてください。

⇒ディープブラウン・コーヒーブラウン
   秋らしいムードをしっかり出したい時は深みのある濃色系ブラウンがGood、ただし赤紫寄りのプラム系ブラウン色はNG、濃色系を使用する際はあくまでもモカやコーヒーブラウンのような色味をチョイスするといいですよ。

⇒質感もポイント
   マットリップで引き締める印象を出すのも王道ですが、今年はぼってりとした、とろけるようなツヤやシアーな質感も目立っています。持っているマットリップに透明orベージュのグロスやシアータイプのリップを重ね寝てもOK、気分やコーディネートに合わせて両方楽しめます。
e.l.f.はヴィーガン&クルエルフリーで低価格、rhode はペプチドやシアバターなどを配合しているスキンケアコスメ。どちらも海外ブランドなので、EC サイトで購入できます。 メンソレータム リップフォンデュシリーズ、史上最強にコスパよく、ツヤ膜プルプル唇をつくってくれます。唇はかなり敏感で荒れやすいのですが、これは荒れずに保湿してくれて、最近個人的に手放せないリップです。
いかがでしたか?「今年の秋はブラウンメイクで決まり」と言えるほど、ブラウン系の色味・質感のバリエーションが豊かで、色々と楽しめるかと思います。また、単に色を“ブラウンでまとめる”だけでなく、質感、入れ方、色のトーンのバランスを意識することで、今年らしい秋顔が手に入ります。ぜひ、参考にしてみてください!!

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