第8回 谷本 美和さん2018/01/17
エアラインの後の第一歩
谷本さんは、大手国内航空会社で6年乗務していました。チーフ資格を取得し、目標も達成。
このままCAを続けたいのかどうか、自問自答の日々を送っていましたが、
「新しい世界をみたい!それであれば、20代のうちに。。。」と早期退職制度がでたタイミングで決断したそうです。
次の仕事を決めないままでの退職は不安ではありましたが、
オフィスワークの経験を積むため、派遣会社に登録し、そこで学べるPCスキルアップ講座に参加。
短大で英文科だったこともあり、「英語力を伸ばしたい」と外資系の企業での就業を望みました。
運よく、外資系企業の営業部長秘書のポジションがあり、経験を積みました。
エアラインとは違う業種での就業はすべてが新鮮でした。前任からの引継ぎでの業務習得だけでなく、
わからないことはいつでも聞ける環境だったので、短い期間でしたが、のちにつながることも多く学べた経験でした。
このままCAを続けたいのかどうか、自問自答の日々を送っていましたが、
「新しい世界をみたい!それであれば、20代のうちに。。。」と早期退職制度がでたタイミングで決断したそうです。
次の仕事を決めないままでの退職は不安ではありましたが、
オフィスワークの経験を積むため、派遣会社に登録し、そこで学べるPCスキルアップ講座に参加。
短大で英文科だったこともあり、「英語力を伸ばしたい」と外資系の企業での就業を望みました。
運よく、外資系企業の営業部長秘書のポジションがあり、経験を積みました。
エアラインとは違う業種での就業はすべてが新鮮でした。前任からの引継ぎでの業務習得だけでなく、
わからないことはいつでも聞ける環境だったので、短い期間でしたが、のちにつながることも多く学べた経験でした。
海外生活での学び
英語力をもう少しつけたいと思っていたところ、当時、おつきあいをしていた方が渡米することになり、
結婚を前提に谷本さんも渡米することしました。
これはもう英語を勉強するしかない!と一念発起し、米国の大学に入学。半年の語学コースを受講したあと、その延長の講義を大学で受講しました。
30歳を過ぎての渡米、そして大学入学でしたが、海外留学生には社会人経験者も多く、
年齢層が幅広かったので比較的すぐに馴染めたと同時に、教育環境が整っていたため、勉学に励むことができたそうです。
とにかく、ここでは必死に勉強しました。英語のありとあらゆる本も沢山読みました。
ボキャブラリーを増やすため、表現力を磨くため、沢山吸収して、言葉を自分のものにしたかったそうです。
米国は考えを主張することが自然な国、小さい頃から人前でプレゼンする教育ができているのです。
そして、大学でも「自分の意見を発言する」ことで授業に参加している、とみなされます。
最初は自分の意見をはっきりということに戸惑いがありました。また気持ちが伝わらず悔しい思いを何度もしましたが、
その悔しさをバネに一生懸命勉強し、積極的に沢山の方々と交流をとる努力をしたそうです。
その後、米国で結婚。
就業ビザの関係で仕事ができないため、ボランティア活動などをして社会とつながっていたそうです。
そんなある日、タイに住んでいるご主人の知り合いとのつながりで、バンコクに移住することに。
バンコクは日系企業が多いこともあり、谷本さん自身も働くチャンスがあるのではないか、と漠然とした思いを抱きました。
そして、バンコクへの移住後、あてもないまま、自力での職探しが始まりました。
たまたま目にしたフリーペーパーで、インターナショナルスクール幼稚園のオフィスアドミニストレーターの仕事の募集を見つけました。
タイ語ができなくても英語でOKとの条件でクリアでき、加えて直接の上司が日本人女性。
日本人駐在者のためのバイリンガルコースを立ち上げるため、そのスタッフを探していたこともあり、谷本さんが抜擢されたそうです。
結婚を前提に谷本さんも渡米することしました。
これはもう英語を勉強するしかない!と一念発起し、米国の大学に入学。半年の語学コースを受講したあと、その延長の講義を大学で受講しました。
30歳を過ぎての渡米、そして大学入学でしたが、海外留学生には社会人経験者も多く、
年齢層が幅広かったので比較的すぐに馴染めたと同時に、教育環境が整っていたため、勉学に励むことができたそうです。
とにかく、ここでは必死に勉強しました。英語のありとあらゆる本も沢山読みました。
ボキャブラリーを増やすため、表現力を磨くため、沢山吸収して、言葉を自分のものにしたかったそうです。
米国は考えを主張することが自然な国、小さい頃から人前でプレゼンする教育ができているのです。
そして、大学でも「自分の意見を発言する」ことで授業に参加している、とみなされます。
最初は自分の意見をはっきりということに戸惑いがありました。また気持ちが伝わらず悔しい思いを何度もしましたが、
その悔しさをバネに一生懸命勉強し、積極的に沢山の方々と交流をとる努力をしたそうです。
その後、米国で結婚。
就業ビザの関係で仕事ができないため、ボランティア活動などをして社会とつながっていたそうです。
そんなある日、タイに住んでいるご主人の知り合いとのつながりで、バンコクに移住することに。
バンコクは日系企業が多いこともあり、谷本さん自身も働くチャンスがあるのではないか、と漠然とした思いを抱きました。
そして、バンコクへの移住後、あてもないまま、自力での職探しが始まりました。
たまたま目にしたフリーペーパーで、インターナショナルスクール幼稚園のオフィスアドミニストレーターの仕事の募集を見つけました。
タイ語ができなくても英語でOKとの条件でクリアでき、加えて直接の上司が日本人女性。
日本人駐在者のためのバイリンガルコースを立ち上げるため、そのスタッフを探していたこともあり、谷本さんが抜擢されたそうです。
チャンスは自分でつかむ!
初めての海外での就業でしたが、スタッフや環境に恵まれ、順調に仕事ができました。
その反面、「事務職」だけではなく、「接客業」が恋しくなったことも事実でした。
いつも通る道で見かける有名なメディカルスパ施設があり、日本人客も多く訪れることからも
「何か仕事がないか」とふと思い立ち、メールをしてみることに。
すると、ご縁でしょうか、ちょうど日本人スタッフが退職予定で後任を探している、とのこと。早速、面接に行くことになりました。
業務内容は唯一の日本スタッフとして日本人客対応の他、医師とお客様の面談時の通訳や、PR、マーケティング全般、マルチに仕事をやらせてもらえるとのこと。
実はインターナショナルスクールでも通訳・翻訳はもちろん、PRとマーケティングも経験していました。
その経験も活かせ、接客もできる。。。まさに臨んだ世界でもあり、「楽しそう!やってみたい」と思ったそうです。
谷本さんは、自分が好きなものを広めることが好きだそうです。
売り込むわけではなく、その「良さを伝える」ことが好きなんです、とのこと。
そのノウハウはどこで、誰に教わったわけでもなく、感覚的に手探りで学び、谷本さんの貢献で日本人への売上が2倍になった月もあったそうです。
このスパでもそうですが、深い知識や経験があるわけでもないのに飛び込んだ世界でうまくやってこられたのは、
周りのタイ人スタッフの協力があったからでした。
言葉が通じなくても、みんなと仲良くなりたかったし、楽しく働きたかった。
フレンドリーに働きかけたら、気持ちは通じ受け入れてもらえると実感したそうです。
待っているだけではふさがってしまいます。物おじしないで思ったことを伝えてフィードバックをもらうことで、関係性も仕事も色々と広がります。
振り返ってみると、調和も大切にしながら、ポジティブに仕事をまわしていけた、とご自身で思うそうです。
その反面、「事務職」だけではなく、「接客業」が恋しくなったことも事実でした。
いつも通る道で見かける有名なメディカルスパ施設があり、日本人客も多く訪れることからも
「何か仕事がないか」とふと思い立ち、メールをしてみることに。
すると、ご縁でしょうか、ちょうど日本人スタッフが退職予定で後任を探している、とのこと。早速、面接に行くことになりました。
業務内容は唯一の日本スタッフとして日本人客対応の他、医師とお客様の面談時の通訳や、PR、マーケティング全般、マルチに仕事をやらせてもらえるとのこと。
実はインターナショナルスクールでも通訳・翻訳はもちろん、PRとマーケティングも経験していました。
その経験も活かせ、接客もできる。。。まさに臨んだ世界でもあり、「楽しそう!やってみたい」と思ったそうです。
谷本さんは、自分が好きなものを広めることが好きだそうです。
売り込むわけではなく、その「良さを伝える」ことが好きなんです、とのこと。
そのノウハウはどこで、誰に教わったわけでもなく、感覚的に手探りで学び、谷本さんの貢献で日本人への売上が2倍になった月もあったそうです。
このスパでもそうですが、深い知識や経験があるわけでもないのに飛び込んだ世界でうまくやってこられたのは、
周りのタイ人スタッフの協力があったからでした。
言葉が通じなくても、みんなと仲良くなりたかったし、楽しく働きたかった。
フレンドリーに働きかけたら、気持ちは通じ受け入れてもらえると実感したそうです。
待っているだけではふさがってしまいます。物おじしないで思ったことを伝えてフィードバックをもらうことで、関係性も仕事も色々と広がります。
振り返ってみると、調和も大切にしながら、ポジティブに仕事をまわしていけた、とご自身で思うそうです。
自分が本当にやりたいこと
2年半のバンコク生活後、日本へ帰国。日本での職探しは、まず転職エージェントへ登録しました。
CAという職業の後は、派遣でのオフィスワーク、アメリカへの留学と生活、タイでの生活、現地での就業、と様々な経験をしたにもかかわらず、
担当者からは「日本での経験が少ないので難しい」との言葉。唖然とするも、自分で探すしかない、と頭を切り替えました。
様々な経験は何に活かせるのか、わかりませんでしたが、バンコクでの働き方が理想だったので、
興味のある大手有名ホテルスパに直接連絡をすることにしました。
すると、ここでも「スパコンシェルジュスーパーバイザー」の求人があり、
バンコクでの経験、英語力、CAとしての経験を買われ、就職することができました。
大きな組織での就業は、業務内容がルーティンになってしまい、型にはめられてしまった気がしました。
谷本さんは、バンコクで“0”から生み出す楽しさを経験しているからか、この仕事にあまり面白みを感じなかったそうです。
それに加えてシフト勤務のなかでのマネジメントで体調不良になり、先を見ることができなくなったそうです。
しかし、ここでの仕事のおかげで、自分がやりたい仕事はPR、広報、マーケティングなんだ、とわかり、
できれば一番経験が長く、好きだったエアラインでの就職を望みましたが、なかなかチャンスは訪れません。
まずは、経験を積まなければ、という思いもあり、次への転職は「未経験OK」だった研修会社のPR職に合格し、就職しました。
ここでは4年のPR経験ができ、また研修会社の特権ともいえますが、プレゼンや交渉術のスキルも学び、身になることが多かったそうです。
すべてが今につながっている
一方、エアラインのPRへのチャンスは逃さぬようにアンテナを張っていたところ、外資系エアライン広報の募集がFacebookで告知されました。
募集要項を見てみると、専門知識と業務経験など即戦力になるスキルはすべてクリアをしています。
あとはその会社、国への思いをどのようにアピールするか、、、
その国にいったことがなかったのですが、不思議とその国とのいろんなご縁が身近にあることに気づきました。
以前住んでいたアメリカ時代の友人のご主人の出身国であり、現在住んでいることが判明したり、
その国が大好きで何度も訪れている友人がいたり、協力してくださる人々からの話を聞く機会を得ることができました。
就職試験では面接に加えて課題が出され、資料1枚にPRプランをまとめプレゼンする、というもの。
友人たちから聞いた情報を元に考えたプランを、自分の言葉で熱意を持って伝え、結果は合格。40代前半のことでした。
入社後、好きな仕事をする充実感を味わいながらも、様々なことへのチャレンジもやってきます。
会社の経営に勢いがあり、その仕事の進め方がとてもダイナミックで、想像以上の業務量の多さ、権限・責任ある仕事を初期から任されました。
覚えることも多い中、そのプレッシャーで逃げたいと思う日もあったそうです。
毎日の残業、精神的な不安。でも、「今やめても仕方がない、嫌だから辞めるのはただの逃げになる、これは私にできるから与えられた試練なんだ、今までのようにきっとできる!」と自分を信じ、目の前のことをとにかくこなしたそうです。
そんな日々を過ごす中、その頑張りは周りのスタッフから認められ、支えられ、少しずつ円滑にいくようになりました。
数年たった今、業務の忙しさやそのタイミングがわかってきたので、自分で調整できるようになりました。
常に変化があり海外を舞台に働けるこの仕事が本当に楽しいです、と穏やかな笑顔の谷本さん。
「しばらくは今の仕事を続け、オリンピックに向けても広がりのあることをしたいです。
何かのタイミングがきたら、また私の中で何かが変わると思います。将来は大好きな地中海を眺めながら過ごしたいです」と話して下さいました。
広報としてFMラジオに出演したときの谷本さん
谷本さんにQuestion♪
転職して、CAだったから良かったこと,,,苦労したこと,,,
CAだから良かったこと
・誰にでも自然に笑顔で接することができ、好印象を与えられる。
・対人スキル、コミュニケーションスキルが高いので、相手と良い関係を作ることができる。
・優先順位をつけて仕事ができる。
・責任感→これは特に文化が異なる海外や外資系企業では信用につながる。
・言葉遣いがキレイ→ 広報はプレゼンや司会など人前で話すことが多いので、役立ってます。
CAだから苦労したこと
・常に「YES」という姿勢を優先して仕事をしてきたので、「NO」を言いづらい。特に外資系ではリミットを伝えることも大切です。
・誰にでも自然に笑顔で接することができ、好印象を与えられる。
・対人スキル、コミュニケーションスキルが高いので、相手と良い関係を作ることができる。
・優先順位をつけて仕事ができる。
・責任感→これは特に文化が異なる海外や外資系企業では信用につながる。
・言葉遣いがキレイ→ 広報はプレゼンや司会など人前で話すことが多いので、役立ってます。
CAだから苦労したこと
・常に「YES」という姿勢を優先して仕事をしてきたので、「NO」を言いづらい。特に外資系ではリミットを伝えることも大切です。
エアラインを辞めて転職を考えている方へのアドバイス
自分のことをよく研究してください。転職前に自分がやりたいこと、何が好きなのか、興味があるのか、得意なのか、よくイメージをして、それに基づいて転職活動をする。その方がやりたいことに迷いがなくなります。
そして面接の時には、どれだけ自分が働きたいか、そのポジションに向いているか、を存分にアピールすることです。アピールの際に重要なことは、内面と外見の自分らしさをうまく出せるようにすること。そのイメージアップするためのアドバイスは得意です(※注)ので、是非、ご相談ください!
自分の人生の主役は誰でもない皆さんです。未来はいかようにでも自分で創っていけます。やりたいことはチャレンジしてみてください。無駄はない。やらないで留まるより、まず行動してみてください。そうすれば、全て自分のプラスになるでしょう!
皆さんが自分らしく輝けますように。心からエールを贈ります。
そして面接の時には、どれだけ自分が働きたいか、そのポジションに向いているか、を存分にアピールすることです。アピールの際に重要なことは、内面と外見の自分らしさをうまく出せるようにすること。そのイメージアップするためのアドバイスは得意です(※注)ので、是非、ご相談ください!
自分の人生の主役は誰でもない皆さんです。未来はいかようにでも自分で創っていけます。やりたいことはチャレンジしてみてください。無駄はない。やらないで留まるより、まず行動してみてください。そうすれば、全て自分のプラスになるでしょう!
皆さんが自分らしく輝けますように。心からエールを贈ります。
※注
谷本さんのもう一つの顔
Color Analyst 谷本 美和
研修会社にいた頃、いつかフリーとしても活躍できるよう、カラーアナリストの勉強をしました。
某ファッション雑誌の読者モデルをしていたのでコーディネートや色彩には元々興味がありましたし、独立を考えたときのツールの一つとして役に立てばいいな、と思ったからです。
知識も必要ですが、目を養うためにとにかくありとあらゆる人を診断して経験を積みました。将来的には「アトラクティブアドバイザー」という肩書きで、外見、内面、それぞれのカラーイメージを融合させた、トータル的な魅力アップのアドバイスができるように計画中。カラーだけでなく、外見のイメージ、洋服の素材、デザイン、模様など、その人らしさを引き出してあげられるようにできればいいな、と。お気軽にご相談ください。
谷本美和 メールアドレス
miwa.tanimoto@gmail.com
★カラーアナリスト谷本美和 FB ファンページ
(カラーについて、わかりやすく説明されています)
https://m.facebook.com/miwa.attractive/
谷本さんのもう一つの顔
Color Analyst 谷本 美和
研修会社にいた頃、いつかフリーとしても活躍できるよう、カラーアナリストの勉強をしました。
某ファッション雑誌の読者モデルをしていたのでコーディネートや色彩には元々興味がありましたし、独立を考えたときのツールの一つとして役に立てばいいな、と思ったからです。
知識も必要ですが、目を養うためにとにかくありとあらゆる人を診断して経験を積みました。将来的には「アトラクティブアドバイザー」という肩書きで、外見、内面、それぞれのカラーイメージを融合させた、トータル的な魅力アップのアドバイスができるように計画中。カラーだけでなく、外見のイメージ、洋服の素材、デザイン、模様など、その人らしさを引き出してあげられるようにできればいいな、と。お気軽にご相談ください。
谷本美和 メールアドレス
miwa.tanimoto@gmail.com
★カラーアナリスト谷本美和 FB ファンページ
(カラーについて、わかりやすく説明されています)
https://m.facebook.com/miwa.attractive/