Cure Aile ホーム > たまてばCOlumn > 今月の聞かせて!お姉様 > 今月の聞かせて!お姉様 No.023

第23回 宮下 かずみさん2020/11/15

国内大手航空会社の国内線で3年間乗務した宮下かずみさん。地上に降りてからは、事務職、弁護士秘書、社長秘書として一般企業にご勤務されました。二人のお子様にも恵まれお子様の小学校お受験サポートもご経験。現在は国内最大手損害保険会社グループ企業の人事部門にて総合職正社員としてご勤務されています。近々新たなチャレンジも計画中との宮下さんにインタビューで迫りました。



派遣社員と線引きせず何でも挑戦した

「CAの不規則な生活に慣れず、一般企業に就職したいという思いが大きくなり、転職を考えるようになりました。しかし、事務職の経験がなかったため、まずは一般事務全般のスキルを身に付けられる派遣社員として働くことにしました。」

派遣先は大手通信関連グループ会社のグローバル事業推進部。複合機やPCの使い方などの基礎的なことから、稟議書作成や経理の事務処理など事務全般を一通り覚えていったそうです。

「やり方さえ教えてもらえば何でもできると思っていたので、こちらから業務の線引きはせず挑戦させてもらえることは、何でもチャレンジしました。5年間勤務してオフィスで働くことのやりがいや楽しさ、基礎体力が培われました。当時の上司とは今でもお付き合いがあって、いろいろ教えてもらったこと、経験をさせてもらったことに本当に感謝しています。」


秘書として正社員へなるも出産のため一時的にキャリアの中断へ

その後、弁護士事務所で弁護士秘書として正社員で働き始めた宮下さん。担当弁護士は企業法務を中心に破産管財人やM&Aを手がけており、秘書として裁判所への提出書類作成や届出、担当企業の株主総会等に関わる手続きなどを行いました。法律的な知識も身につき、業務内容には満足していたものの、もっと大きなオフィスで働きたいという思いが募り転職活動に踏み出すと、女性経営者のパイオニアであり、経済界でも活躍している元CA女性社長に見初められます。社長もさることながら声をかけてくれた会社の方々に魅力を感じ転職を決意したそうです。

「社長とは元CA同士ということもありフィーリングが合いました。常にスピードと正確さが求められ、仕事に対しては厳しい方でしたが、なんでも挑戦させてくれて、仕事は遣り甲斐があり、とても面白かったです。結果を求められますがやり方は拘らない。また、経営の最前線で一緒に仕事をさせてもらえたことは、これから仕事をしていく上でとても大きな影響を受けました。」

3年間ほどその社長の下で働いたものの、切迫早産で入院することになり退職を余儀なくされます。

「実は長女出産後、復帰のオファーも何度かいただいたのですが、子供もまだ小さく、残業もできないのでは会社に迷惑をかけてしまうと思いお断りしました。」


専業主婦時代は子供達の小学校受験サポートに邁進、その後再び正社員に

第二子ご出産後は、専業主婦として3年間ほどお子様の小学校受験を全力でサポート。無事にお嬢さんが小学校入学したタイミングで、かつての同僚が起業した会社でパートタイマーとして勤務を開始。下のお子様の小学校受験も無事終わり、上のお子様が5年生、下のお子様が2年生になったタイミングでより大きなフィールドでのキャリアアップを目指し、転職活動を始めたそうです。

「これまでの管理部門での経験が活かせて、人材育成にも携われる『人事企画』という職種に絞って就職先を探しました。ブランクや転職回数の多さが転職に不利という認識は持っていましたが、様々な企業での経験と、出産や育児経験を活かせる『女性活躍推進』『子育て支援』業務を始め、法改正等に対応しながら人事制度改革を担う人材を求める企業に採用していただけました。」


コロナ禍で働き方について改めて考えた末の決断

2018年1月より国内最大手損害保険会社グループ企業の人事部で総合職正社員として働く宮下さん。主な業務は人事制度の企画立案、人材育成制度の構築、株主総会や取締役会の運営、中途採用関連など、法律事務所での知識や秘書時代に培った実行力を大いに発揮します。それまでの経験が活かせる適職とやりがいに満足していたもののコロナ禍で一変。人事としてできることが減り、自身の働き方について改めて見つめ直すようになったそう。

「総合職なので先々異動も想定され、働く人たちに貢献でき、制度企画や改革など、広い視野を持って仕事ができる人事から離れることや、もっと大きな裁量を持って仕事をしたい、社会に役立つ仕事がしたいと考えるようになり、信頼できる友人に相談をしました。そして、働くならもっと人に喜んでもらえて、自分の強みを活かせる仕事をしようという思いに至りました。」

宮下さんは現在お勤めを継続しながらも結婚相談所の開業準備中。

「私自身お見合いで結婚し15年ほどになりますが、今でも一番好きな人といい結婚ができたと思っています。結婚相談所を営むことは『女性活躍推進』『地域活性化』にもつながり社会貢献度が高く、ビジョンを明確に描けば描くほど、これまで私が経験してきたこと全てが活かせる仕事であると確信しています。『結婚がゴールではなく、その先にいい家庭を作り、いい人生を歩んで欲しい』との思いから、「未来につづく いい出逢い いい結婚」をコンセプトに、『今まで仕事に夢中になり、気付いたら婚期を逃してしまった、キャリア男性とキャリア女性を結びつける』サポートをきめ細やかにしていきたいと思います。」

起業については、上手くいってもいかなくても自分の責任なので、大きな企業から出て、一人でやっていく不安はあっても、迷いは一切ないと言い切る宮下さん。これまでも目の前の課題に対してどうすれば解決できるかを真っ先に考え、真摯に向き合っていらしたからこその自信に満ち溢れるお姿がとても眩しかったです。
(取材:相沢里奈)



宮下さんにQuestion♪
転職して、CAだったから良かったこと,,,苦労したこと,,,
◆CAでよかったこと
国内線のフライト時間が短い中で、サービスを組み立てて実行するという癖がついているため、仕事のスピード感、推進力(実行力)を高く評価してもらえたことです。また、人と人との調整がうまくできるようになったのも、CA時代に培ったコミュニケーション能力がベースになっていると思います。


◆苦労したこと
特にありません。元CAという肩書きは付いて回りますが、そこにフォーカスされることはあまりなく、私自身の仕事ぶりを見てもらえていると思っています。CAというと今でもいいイメージを持ってくださる方が多く、好意的に接してもらえることはとてもありがたいです。


エアラインを辞めて転職を考えている方へのアドバイス
CAはポテンシャルの高い方が多いので、それをうまく言葉にして企業にアピールすることが大切です。そのためにも自分の能力をうまく相手に伝えられるようになっておくといいと思います。企業に転職するにあたっては、まずは履歴書・職務経歴書が通ることが一番大事です。面接で会ってもらえれば、直接自分の思いややりたいこと、貢献できることなど自分の気持ちを話すことができますから、そこで自分の気持ちをアピールできます。それと転職先を探す際は、CA出身だから入りやすそうな企業を探すのではなく、自分の好きなことに挑戦できる環境を探したらいいと思います。今は転職は当たり前の時代ですから、CA出身者のポテンシャルを理解している企業は以前より圧倒的に増えていると思います。


宮下さんのよくある一日
5:30 起床、朝ごはん、お弁当作り
7:00 家を出る
8:30 出社
   ラジオ体操、1分間スピーチなど
9:00 始業
17:30 退社
19:00 帰宅、晩ごはん、家事、入浴、子供の学校の準備
22:00 就寝(早寝を心掛けるものの最近は起業準備で夜更かしも多々あります)

宮下さんのMy Rule
仕事において
・すぐにやる
・嫌な言い方はしない(相手を否定しない)
・「できません」は絶対に言わない



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