Cure Aile ホーム > たまてばCOlumn > 海外リレーコラム > 海外リレーコラム From Dallas vol.1

第1回 From Dallas vol.12019/04/05

皆様はじめまして。アメリカ在住のショコラです。
日系航空会社で13年、カリフォルニアに越してからは、銀行員、受付、外資系航空会社で3年勤務の経験を経て、現在はビジネスジェットの客室乗務員として勤務しております。
私からは、食と職についてお伝えできればと思います。

体験型ミュージアムにはまっています

最近は日本でも知名度があがってきたビジネスジェットですが、こちらアメリカでは大変ポピュラーな移動手段の一つになってきております。
家族所有の飛行機、チャーター会社が保有する飛行機、複数のオーナーでシェアされている飛行機、会社所有の社用機などなど。色々なパターンがあり、働き方も、正社員、契約社員、フリーランスなど多様化しています。

今回は私がアメリカでビジネスジェットの客室乗務員という仕事に出会うまでの『職』についてのお話をさせていただきます。

ビジネスジェットのウェルカムセッティング(イースターヴァージョン)

私が住んでいた南カリフォルニアのOC(オレンジカウンティー)は、LAの南の海沿いからディズニーランドのある内陸にわたった治安の良い地域となります。またLAからOCにかけて日系企業も多く日本語が必要とされる仕事を見つけることができます。

但し、アメリカは日本以上の学歴、コネとスキルの世界。コネなしで結婚の為移住した私も最初の職探しは苦労致しました。
そんな私が働き始める事ができたのは、移住して1年後に優秀で親身になって下さるリクルーターの方に出会えたからです。
日本で言う人材派遣会社を経営する彼女から、CA経験で培ったコミュニケーション能力、即断即決・迅速的確に判断する力、これらを武器に出る杭は打たれた日本とは違い、杭はどんどん出してアピールする事を学び、今の仕事に繋がっています。

アメリカの就活ですが、①Indeedなどを見て個人的に応募する、②人材派遣会社からの紹介、③知人の紹介、④LinkedInを通しての紹介などが主流です。
何も知らない渡米した頃の私は①で手当たり次第応募し全滅、②に登録し1社目、2社目へとステップアップ、③からの外資CAへの転職、④を通してヘッドハントされて現在の仕事にたどり着きました。 全てに共通するのは、人と人の繋がり、一期一会を大切にしてきたからこそ、人に恵まれる環境に身を置けた事です。
カリフォルニアでのランチはほぼビーチ沿いで

ビジネスジェットは自分でミールプランをたて、お買い物、ケータリングオーダー、機内での調理から洗い物まで機材にもよりますが、ほぼ一人で行います。ですので、料理のトレンドや安全には常にアンテナを張り、ステイ中にはお料理教室に通ったりします。

最近はまっているのは、ケータラーさんのキッチンツアーに行く事です。主にステイ中に行くのですが、キッチンの衛生度、試食、簡単なお料理教室を開催(無料)して下さるところもあり、大変勉強になります。

皆様も外地で時間を弄ばれるときは、ぜひケータラーさんのキッチンにお邪魔してみてはいかがでしょうか?

次回はビジネスジェットの『食』についてお話できたらな、と思っております。