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第43回 From Zurich vol.12021/09/03

グリュエッツィ! ハスラー玉岡 日登美です。
私は現在スイスに在住して10年目を迎え、スイス人の旦那さんと娘の3人で暮らしております。

日本では、JAL EXPRESS(JEX)というエアラインで11年間客室乗務員として日本全国を津々浦々とし、仕事の合間には郷土料理や温泉、美術館巡りなどを楽しんでおりました。JEX は日本航空100%出資子会社で、伊丹空港をベースに国内線を飛ぶ会社でしたが、小型機の需要の影響で2010年10月に本社および拠点空港が東京国際空港に移転しました。客室乗務員は赤いジャケットを着て、スカイキャストという愛称で多くのお客様に親しまれていましたが、2014 年10月に日本航空に合併されました。

ラストフライトの日の私


スイス・チューリヒでの生活は基本的にはドイツ語で、人口の4分の1が外国人の街ですので英語も必要です。

ドイツ語にはもともと全く興味がなかったのですが、旦那さんとの結婚を視野に入れたスイス移住の際に、36 歳で初めて語学学校に毎日通い、チューリヒで1年間ドイツ語を学びました。最初に学んだ語学学校は厳しく、毎週金曜日にあるテストで2回連続ある一定のスコアより低い点を取ってしまうと、1つレベルを落としたクラスに戻らなければならず……。朝から晩まで勉強していたのにも関わらず、私はまんまとその対象となってしまい、学校の帰り道に情けなくて泣いてお魚屋さんに行った覚えもあります。

今もどんな話題にもついていけるほどのレベルでは無いのですが、旦那さんが日常会話を英語からドイツ語に切り替えることに早くから協力してくれたこともあり、基本的なドイツ語が話せる様になったことで趣味や気の合う地元のママ友も沢山出来、ドイツ語は最初に勉強しておいて良かったと思っています。そしてスイスで出来た日本人のお友達は、人生の支えだといって良いぐらい大切な存在です。異国で頑張る者同士、彼女たちの存在がなければ子育ても海外生活も違ったものになっていたと思います。

私は晩婚と十分言って良い歳に結婚をし第1子をもうけたのですが、第2子がなかなか授からず、不妊治療も含めて上手くいかずに辛い時期がありました。その時に偶然、地元大阪で開催予定のこんまり流コンサルタント養成講座の案内をネットで見たことから一気にスイッチが入り、資格取得の為こんまりメソッドに沿って一気に家を片付けた事で、こんまりメソッドが当時辛かった私をずっと前向きに支えてくれたのです。
過去の執着や未来への不安を手放し、“今”あるものを切に生きる背中を押してくれました。

現在はこんまり流片づけコンサルタントとして活動


現在は日本とアメリカのこんまり流片づけコンサルタントの資格を得て、日本のお客様にはオンラインで、スイスでは対面でお片付けのサポートをし、一人でも多くの人が片付けを済ませ、自分の本当の価値に気づき、自分らしくときめく人生を送るお手伝いをさせていただいております。現在は、こんまり流片付け講座を開ける様になる資格の勉強中で、9月からはこんまりメソッドを使ったビジネス領域における片付けの勉強をこんまりメソッドビジネススクールで開始します。未来に向けて一歩ずつ、私にできる社会貢献への道をわくわくしながら進めているところです。

冬のスイスの景色



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