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第49回 From Sydney vol.12022/03/02

G’day!皆さんこんにちは!オーストラリア・シドニー在住のYukakoです。
国際結婚をして、現在シドニー在住10年目の2児の母です。

私です


以前は、JAL EXPRESS (JEX)というエアラインに約7年間勤務していました。JALグループの子会社ということもあり、入社1年半後にはチーフの資格を取得、旅行会社と合同で旅のパンフレット作りなど、様々な職務に携わることができました。メインは国内線でしたが、国際線もアジア路線で乗務しており、そのお陰で主人と運命的な出会いを果たすことができました。

韓国線往復を経て、国内線で成田空港から関空に戻り、ヘトヘトになった状態で乗り込んだ満員のリムジンバスで、「お隣空いてますか?」とたまたま話しかけた人が今の主人です。完全に日本人だと思って日本語で話し掛けてしまったのですが、ベトナム系オーストラリア人でした。まさか自分が国際結婚をして日本を離れてオーストラリアで暮らすなんて夢にも思っていませんでしたが、「出会いはどこにでもある」こと、「自分からアクションを起こす」ことで今に繋がっているんだなぁと思います。

結婚当初は、主人の実家(シドニー西部のCabramatta)で同居からのスタートでした。家の中ではベトナム語、ご飯もベトナム料理、冷蔵庫の匂いもフィッシュオイルの独特な匂い、住んでいる街も日本人ゼロ、日本食も中々手に入らないという状況でのスタート。「私は一体どこの国に嫁いできたのか!?」という感じで、ホームシック気味に。。。唯一の楽しみは、月に1回シドニー中心部(City)にある日本食レストランでうどんを食べ、日本のスーパーで日本の値段の3倍もする食材とにらめっこしながら吟味して買うことでした。



シドニーのシンボルのオペラハウス


長男が産まれてからは、少し他のアジア系が多い地域(Burwood)にお引っ越し。以前よりも「日本」を感じられる生活になりましたが、それでも日本が恋しく、年の半分は日本に帰国するという生活で何とか頑張れていました。

その後長女を授かりましたが、つわりがきつかった為、早めに日本に帰国し、日本で出産しました。主人は出産時はもちろんのこと、その他の期間も毎月日本に会いに来てくれて、色々手伝ってくれました。最初の数年間、シドニーでの生活は辛かったけれど、神様のような器の主人と結婚できて本当に良かったと思っています。

さて、順調な日本での出産と思いきや、産後ギックリ腰を患ってしまいました。。。というわけで、たまたま近くのコミュニティセンターで行っていた、託児ありの骨盤美人体操教室に長女を連れて参加。そこで出会ったインストラクターの方が、3児の母でありながら、キラキラオーラを放っていて眩しかったことがすごく印象的でした。自分が母になり、初めて憧れた女性です。暫く教室に通ってギックリ腰が治ったこと、運動音痴の私でも継続できたこと、子育てしながらも自分が輝けることがあればと思い、一念発起。インストラクター養成コースに通い、半年後、資格を取得してシドニーに戻ってきました。

そして、「二人の子育ては日本人も多く住むエリアでしたい」という私のわがままを聞いてもらい、念願のChatswood(シドニー北部)へお引越し。今住んでいるChatswoodは本当に便利!日本人コミュニティがあり、日本食レストランや日本のお店(Daiso, MUJI, UNIQLOなど)も多々あり、Cityにも綺麗なビーチにも近くて本当に天国のよう。移民が多いせいか、シドニーは住む場所によって全然違うなぁと実感しています。

そんな恵まれた環境で、骨盤美人体操教室を開始。「マイニチ楽シク美シク」をモットーに、整体の理論から考案されたセルフメンテナンス体操。お陰様で順調に生徒さんも増え、早6年目。レッスンを通じて、身体のケアだけでなく、海外に住む同じような境遇のママさん達に子育てのコミュニティを提供することで、少しでも心のケアにもなるといいなと思いながら教室を続けています。何より自分自身が助けられていると感じています。

自宅にて骨盤美人体操教室の様子


次回は、ベトナム系オーストラリア人の主人との食生活や、シドニーのグルメについて、ご紹介します!



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