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こんにちは！　Mikaです。
イギリスの外資系航空会社に入社し、結婚出産を経て、現在は客室責任者としてパートタイムで乗務を続けています。

今回は「ロンドンの食といえば」というテーマです。

ボーイング747の操縦室にて。副操縦士に帽子もお借りして、嬉しい長女。
ヴァージンアトランティック航空では、9/11までは、操縦室をオープンドアにしており、お子様や、航空ファンの方はもちろん、旅の記念の多くのお客様を上空でお迎えしていました。
現在は、機長の許可を得て地上で業務に差し支えない時にFlight deck visitと続けています。

皆様ご存知の通り、日本食の中でもラーメンブームや居酒屋、おにぎり屋専門店、お好み焼き屋に、CoCo壱や丸亀うどんと、私が30年近く前に渡英したころには想像もできなかった様な日本食がごく普通に普及し、日系コンビニでのおでんや肉まん、イギリススーパーでも海苔や醤油、米酢にカレールー等が手に入る様になりました。

日本人経営の店はコロナ後また減りましたが、一流の寿司屋や、大衆食堂まで、ここ最近また現地の日本人がいかに尽力してロンドンの食のシーンを盛り上げているか、訪れたらすぐに気づいていただけると思います。
また、以前は悪名高かったロンドンの食ですが、この数十年でだいぶ美味しい店が増えました。これもBritish Value(英国的価値観)の異なる信仰や信条の容認の表れの様に思います。


店内は文化宗教異なる人たちも、安心して食事が楽しめる様に、アレルギーの有無の確認をどのレストランも予め聞いて下さるので、気配りやサービスも以前よりぐんと良くなり、好感度アップのイギリス食事処事情です。

ロンドンの食レポは大手の方にお任せするとして、私の個人的おすすめのお店をご紹介します。

JM Oriental 
コリンデール駅　(地下鉄ノーザンライン)
コリンデールは古くからアジアンタウンがあり、現在ではBang Bangというアジアンフードコートや、大宴会も可能な中華レストランが有名です。
駅からBang Bangから反対方向、Royal Air Force Museumに向かって徒歩10分弱、地元の人や知る人ぞ知る中華料理店があります。

ヒースロー空港にお迎えに来てくれた長女。

こちらの店はなんといっても異色の北京ダックがおすすめ。
パリッと焼けた鴨の皮と揚げた湯葉に甜麺醤と白髪ネギ、きゅうりの細切りがよく合います。
ピーヤンという薄皮に巻いて食べるも良し、味変でダックだけを八角の効いたザラメにつける食べ方もおすすめです。
前菜にカリッとした皮を楽しんだら、次のコースで鴨のぷりっとした肉の部分をお好みのスタイルで。ブラックビーンソースという豆?の入った味噌で味付けしたコッテリのものから、パンチの効いたニンニクソース、はたまたさっぱりと生姜で炒めたダックもオーダーできます。

他にも絶妙な味付けの海老マヨや、飲茶の小籠包、海鮮やお肉、野菜の餡掛けと炒め具合がバッチリな福建炒飯もおすすめです。

そしてこの店の1番の特徴は、素晴らしいカスタマーサービスです。
日本人さながらのおもてなしができる敏腕サービスパーソンが、イギリスの悪名高い中華屋さんの特有のサービスを覆してくれます。
さらに付け加えれば、このクオリティーの食事がセンターから離れてゾーン4(ゾーンは地下鉄の地域分け。センターはゾーン1、2。)で食べられるのはお見事！

ローキーで居心地の良い店内、是非ロンドンにお越しの際は、イギリス空軍博物館(イギリスの空軍ファン必見です。)も兼ねていらしてみてください。

Jung Ming Chinese Restaurant 
https://www.jmoriental.co.uk/

Royal Air Force Museum London
https://www.rafmuseum.org.uk/london/

未就学児用のチルドレンセンターにて。
タイムテーブルにのっとり、朝から様々なクラスが乳児から幼児に用意されています。自由参加。費用は税金に含まれています。(2011年から2016年の情報のため、現在は有料のものもあるようです。)
図書館員の方による読み聞かせや、音楽家の方の歌、スポーツやダンス、アートや、面白いサイエンスコーナー、自分達でカットした果物や野菜をおやつにするなど、等幅広くクラスを運営してくれていて、大変お世話になりました。

次回へ続く