Cure Aile ホーム > たまてばCOlumn > リレーコラム > リレーコラム From London vol.14

第74回 From London vol.142025/12/20

こんにちは! Mikaです。

今回は題して、『A life after being a cabin crew in the UK』
イギリスベースでクルー経験者の転職について書いてみました!

***

AIのIQ数値がこの一年で40ポイントくらい上がり、130台になったとのことで、これから人間社会でロボティックスが人口不足とされる建設、介護、保育士業界を救ってくれる日もそう遠くないとの見通しだそうですね。
専門家によると、今のペースで進化を遂げたAIが、さらに社会の仕組みを大きく覆すまで、およそ5年との予想もされているとか。
どちらかというと、デスクやメカではなく、生身の人間社会貢献度型のCA職ですが、年齢と共に体力的に乗員乗客の命を預かる仕事が厳しくなってくるのも確かです。


では、クルー人生を謳歌した後の異業種は?
経験者なら誰でも一度は通る自己問答です。
例えば、仕事や場所は変えずに働き方を変えるパターン。(パートタイムやフルタイムなどの契約変更など。)
会社は変えずに、社内で職種を変えるパターン。
(空から地上へ。訓練職や、地上職員、はたまた別部署の配属など。)
はたまた空から異業種へ。
空や旅行が大好きで、旅行業界で飛行機と携わり続けたり、空港内の職に従事したり、と、色々な就活があると思います。
筆者はありがたいことに契約をパートタイムに切り替えて乗務生活を存続していますが、中には子育てや親の介護等がひと段落のタイミングで、クルーに復職という方も多くいらっしゃいます。



イギリスベースでクルー経験者の転職先は、それは様々で、興味深いです。
短距離路線中心の航空会社から、長距離路線を扱う会社に移動したり、数社をハシゴをする方々も多いですが、顕著な転職先は、パンデミックの時にNHS(ナショナルヘルスサービス)のコロナワクチンアドミニストレーターになったのをきっかけに、資格を付け加えてパラメディッククルー(救急医療隊員)になったり、国鉄や地下鉄の運転手や乗務員等に転身というクルーもいます。
もともと警官経験者や、医療従事者のクルー転身が盛んですが、その反対にそちらの仕事へ戻る方も少なくありません。
看護師の資格に付け加えて助産師の資格を取得し、助産院で立派に活躍する同僚や、クルー時代に着々と飛行訓練や航空法他操縦士としての資格を取得して、飛行機の先端で安全運行をナビゲートするコックピットクルーに転身という方もいます。
一味変わったジャンルでは、劇場やテレビ、映画の子役の世話役(こちらもライセンスが必要です)や、役者に転身、はたまた芸能事務所のエージェントに転身という方も。
一般企業受付係、秘書、執事、コンプライアンスオフィサー、天気予報士、学校教員、パーソナルトレーナー、ダンスインストラクター、心理カウンセラー、コーチングコーチ、ヘアードレッサー、ビューティーセラピスト、ネイリスト、ステージメークアップアーティスト、イベントオーガナイザー、ミュージシャン、コーヒー店オーナー、不動産仲介者、政治家等。



長年見てきたところ、多才でフットワークが軽く、柔軟な‘飛び職人‘のクルー転職、企業だけに限らず、活躍の場は止まることを知りません。
人生100年時代、客室乗務員から幅広く羽ばたいて、様々な分野で私たちの持つ人間力を活かしていきたいですね。